訃報だぞ
突然だが訃報である。朝日新聞の速報ニュースサイトasahi.comの5月14日の記事『大阪・海遊館のジンベエザメ「遊ちゃん」が死ぬ』によると、昨13日夕方からやにわに衰弱してきた「遊ちゃん」が、その夜ついに亡くなったということだ。
遊ちゃんは推定年齢12〜13歳のメスで、全長約5.4メートル、体重1.9トン。3月下旬から餌を食べる量が減り、4月中旬から餌をはき出すなど、元 気がなくなっていたため、同センターへ移送された。その後も餌を全く食べず、飼育員が24時間体制で抗生物質の投与などの治療を続けてきたが、13日夕方 から泳ぎが弱まり、同日午後8時過ぎに死亡が確認された。
このジンベイザメの移送は、なかなかの大事で、ゴールデンウィーク明けの移送作戦はテレビも取材も大量に集まり、ものすごい騒ぎになっていた。(といっても、朝や昼のニュースショーやワイド番組を観ていないと、ピンと来ないかもしれないが。)
で、一応、ジンベイザメの寿命を調べてみたんだが、結局この魚、よく解ってないのね。一説には百年、いや百五十年、様々な説が飛び交っているものの、飼っている状態でそうそう長く生きた実績が無い、「謎の魚」なんだな。海遊館で前にいた個体も、8年半ほどで亡くなったようだ。
狭い人工の環境では、まだ彼らを活かす「何か」が足りないんだなぁ。
遊ちゃんに、黙祷。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント