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2007/07/09

足とおアシが不安だぞ

 今年は、開催が遅いものの、そろそろ、2ヶ月を切った今年の第46回日本SF大会Nippon2007。7月からの値上げの前に滑り込みで申し込んだので、やっとこの週末にプログレスレポート(既刊は2005年8月の1号から2007年の4月までに発行された5冊)が届いた。

 で、プログレスレポートを読み、洩れたデータの確認のため公式サイトにもアクセスしてみたんだが、うーむ。ちょっと、暗澹たる気持ちに……。

 時間の予定が全く立たないのだ。特に、横浜入りと帰路。

 なぜかというと、ちゃんとしたタイムテーブルが発表されていないから。

 

●主要企画日程

主要な企画の開催日程は以下の通りです。都合により変更される場合もありますのでご了承ください。


8月30日(木) 19:00 オープニング

9月1日(土 18:00 ヒューゴー賞授賞式
19:00 サイトセレクション投票締切

9月2日(日) 12:00 星雲賞受賞式
15:00 マスカレード
18:30 ドンブラコン

9月3日(月) 12:00 クロージング

 ってのが、2ヶ月を切った現状、サイトに掲載されている最新情報。うーむ。そろそろ、交通手段を決定・予約しなければならないこの時点での情報として、これ、どうよ?

 たとえば、最初の木曜日。普通、日本の勤め人は会社があるから、朝から完全に休暇を取っている人でもない限り、半休を取ったり、近い人は終業と同時に会社を飛び出したりして参加することになると思う。神北自身は決まった勤務形態や拘束時間がある訳ではない自営業だが、それですら会議や打合せが入ることは多々あり、別にのべつまくなしいつでも自由に時間を使える訳ではない。
 また、大会の参加者は、当日参加者は当然として、事前に参加表明し費用を支払っている人も、通常、受付で参加証(名札であることが多い)を貰う等の大会受付を経て、参加者として企画に参加出来ることになる。この作業、込み合う時は1時間ぐらい掛かったりする。
 基本的に、本人確認をして、その人の名前が事前に印刷してある参加証(名札)を渡すという作業なのだが、人数が3000人とか4000人とか言われている訳で、これは昨年の大会の約4倍にあたる。流石に月曜日から参加という人は希有として、木・金・土・日の4日間に平均的に参加者が増えて来ても、昨年の「ずんこん」の受付と同じような状態が毎日繰り返されるという計算だ。
 次々と受付を通り過ぎながら、事前郵送した参加票の半券を渡し、残りの半券を受付で渡された名札ケースに入れると、それが参加章になるというような、出来るだけ手間を減らし受付時間を減らし、イライラを減らそうと云う工夫をする大会も多いが、今回、そういう工夫をしているという記事は読んでいない。
 ということは19時開始のオープニングに参加するとして、その前に大会の受付を済まさなければならない訳だが、それはどのぐらい手間がかかる方式なのか、我々の側からは現状全く不明だ。さらに言えば19時にオープニング開始の前にどのぐらいリードタイムを取って、何時から受付作業が開始されているものなのか、そういった情報も、まだ何も発表されていない。
 また、19時開始として、この「オープニング」という企画。厳密に言うと、「オープニング・パーティー」なのか、「オープニング記念写真撮影」なのか、一体何をするのかということも一切書かれていない。
 まあ、順当に考えればオープニングセレモニーのことだと思うが、それにしても、「実行委員長挨拶」「ゲスト・オブ・オナー紹介・挨拶」「諸注意」「企画・会場施設の紹介」と「大会内募集項目のお知らせ」など、イベントの最初でやるべきことはイロイロある。
 とはいえ延べ5日、木曜から月曜までの長期に渡るワールドコンは、初日やにはまだ現地入りしていない人、最終日は諦めて日曜夜に帰る人が大勢いるため、(神北のつたない参加経験から言うと)初日や最終日には形式だけのセレモニーを軽く行って、もっと参加者が多くなる中核の金・土・日の3日に、あらためてゲスト・オブ・オナーのスピーチなどを行なう等、フル参加出来ない人へのケア、兼、せっかくの目玉企画に大勢の人が入るようにする工夫をするのが普通だ。
 木曜夕方に都内で定時に仕事が終わる人は、飛んで来れば19時に到着するか20時にはなんとかという参加方法もあると思うのだが、19時ギリギリや、少々遅れたとして20時に到着し、そこから何分ぐらい掛かるか全く判らない受付を通って、充分に身のある内容なのだろうか?

 たとえば、ラストデーの月曜日。12時開始のクロージングは、これもクロージングセレモニーだと思うが、その中でどれだけの式次第を執り行うのかも同じようにわからないが、何時に終わるのだろうか?
 30分で終わって、頑張れば14時には新横浜から新幹線に乗れるのだろうか? それとも、5日にわたるイベントの締め企画だけに、4時間も続いて、どうせならもう、閉会後に名残りを惜しんでみんなで早めの夕食を食べてから帰ることや、帰る便の都合によってはもう一泊を検討した方が良いのだろうか?
 場合によってどう考慮すべきかは、懐具合や仕事のこと・同行者のことを含めていろいろ検討事項はあるし、人様々だ。しかも、イベントのセレモニーはたとえ2時間と決めてあっても、挨拶の長いゲストが居たり、段取りミスでぽっかりと待ち時間が開いたりと、なかなか予定時間に終わらせることは出来ないものだ。
 とはいえ、終了時間がないことには、予測一つ出来ない。

 オープニング・セレモニーやクロージング・セレモニーにどれだけの式次第を行なうつもりなのか、で、それをどれだけの時間をかけて行なうつもりなのか判らないということは、下手をすると日程や交通手段を変更しないといけない、ということは費用の目処が変わって来ると云う問題にまで直結する。

 これは困る。

 仕事を早終わりして19時に入れるように行って、もし30分で終わるのならば、割に合わないと思う人がいるのではないか?
 遠くまで帰るのに当日中の便に乗れるのか、翌日便を予約すべきか、諦めて朝から帰ったり前日にある程度の中継地まで帰り始めた方がいいのかと、苦慮している人がいるのではないか?

 今年の第46回日本SF大会Nippon2007のスタッフをしている人たちは、いったい参加者というものをどう考えているのだろうか?

 「SF大会なんて面白い集まりに参加するからには、遅れて来たり早めに帰るなんて勿体ない事をする人は稀。みんな開会式の前には充分に余裕を見て大会受付を済ませ、閉会式が終わるまでゆっくり居るものだ」と傲慢には考えていない(と思う、多分いないと思う、いないんじゃないかな、まちょと覚悟はしておけ……)だろう。だが、自分が会場に近い地方に在住している等の理由で、遠くから来る人にとって、何時に成田空港・羽田空港・東京駅・新横浜駅へ付いていれば、オープニングに間に合うのか? 逆にクロージング後出発して何時には新横浜駅へ・東京駅へ・羽田空港へ・成田空港へ着けるのか? ……ということの大会からの発表が、どれほど待たれているか、一日旅程が伸びることがどのぐらいフトコロに痛いかと云う実感が、薄すぎるのではあるまいか?

 既に大会まで2ヶ月を切り、かなりの人が行き来の足を決めようとしている時期だと思う。木曜日に半休を申請するのか定時まで働くのか、月曜日に休みを取るのか諦めて働くのか、ワールドコンスタイルという慣れない方式だけに、行動を決めあぐねている人も多いに違いない。
 大会実行委員会が、こういう日程・交通手段に関わる重要情報の発表を1日でも急いでくれることを、切に願う。

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コメント

ドンブラコンは、終了後に新横浜発の最終のぞみに間に合うように設定しています。

投稿: 池田武 | 2007/07/09 17:05

 オープニングの前に、企画を入れ込むことは無いのか。
 クロージングの後に、(2006の様に)企画を入れ込むことは無いのか。
 金・土・日は何時から企画が始まって、何時に終わるのか。

 その程度は、発表できると思うんですがねえ。
 詳細なタイムテーブルは、後でも(当日とか言われても困るけど)いいんだから。

投稿: しおぺー | 2007/07/09 22:56

池田武 さま

 それは、つまり名古屋圏・京都・大阪圏なら、そこそこローカル線で移動出来る時間ってことですよね。こういう「帰れる範囲」が見えるタイムテーブルが欲しいですねぇ。

しおぺー さま

 オープニング前に何にも無くって、観客数的・出演者数的にショボい可能性がイマイチ拭えないオープニングセレモニーだけのために、1泊分(概ね7,000円〜25,000円)を掛けるとしたら、フトコロに厳しいですしね。

投稿: 神北恵太 | 2007/07/10 01:31

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