腹が立つ電話だぞ
連休中日の日曜日、昼寝三昧の神北の耳に電話の音が……。
「……再来週参院選挙があるのを知ってますか?」
「……そのとき出来れば自民公明に入れるのを止めてもらいたいんですわ」
「……私たち共産党です」
名乗りもせずに、まず用件を言うのが共産主義なら、社会に出んな。もっと『学習』し直して来い。……と思いつつ、「まあ、自公には、いちどお灸を据えんといけませんからねぇ、頑張って下さい」と適当に相づちを打つ。
相手は、60年安保に血道を上げ、以降就職して組合役員を歴任し、退職した今は選挙で党にご奉仕という感じの年配男性。
「……お灸を据える、おお、あんた、いいこと言うね」
「……そうだよ、お灸を据えないといかんのだよ。だから我々はね……」
なんか、嬉しくなったんだろうな。地が出て来た。自分たち高等知的階級が、無知蒙昧な民衆を善導してやるというつもりで、上から見下ろして電話を掛けて来る共産党の地が。
以降、5分近く、他党はいかに十把一絡げの悪で、共産党だけが如何に素晴らしいかのご高説を、こちらの相槌も無いまま滔々と語り続け、挙げ句は……。
「……民主党にだけは勝たせたくないんだよ。選挙区候補で民主党に1票入れるなら、比例区で共産党で一票入れて欲しいんだなぁ……」
なんだか鬱陶しいなぁ、共産主義者って。選挙活動をすればする程入れたく無くなるこの厚かましさ。消えてくれないかなぁ、俺の周りから。
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コメント
共産主義の不都合がどんなに明らかになっても彼らは消えないと思いますよ。
近代共産主義ってのは、つまり共産党主義ですから……
投稿: 東部戦線 | 2007/07/15 22:22
東部戦線 さま
まー、信教の自由みたいなものですからねぇ。日に三回レーニン廟に向かって共産党宣言を唱えていても、オイラの迷惑にさえならなければ許すんですが、もうゴミ屋敷おじさんとか騒音おばさんとかのレベルで迷惑なのが困ります。
投稿: 神北恵太 | 2007/07/15 23:01