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2007/07/03

環境整備だぞ

 先週、Adobe Creative Suite 3 Design Premium を買った。……というか、CS1→CS3のバージョンアップなんだが、仕事で周りのバージョンと合わせる要があったりして、結局CS2を抜いたので、ほぼ4年ぶりのバージョンアップということになった。

 新しいIllustratotは、……ま、なんか、やっぱりIllustratorはIllustrator。そうそう変わるということは無い様子。しかし、周囲は大きく変わった。

 びっくりしたのは、実は使うことにかなりの忍耐を強いられていた、あのVersion Cue が、何となく使い易くなり、ファイルブラウザのAdobe Bridge CS3 と繋がり、使い勝手がぐぐんと上がったこと。とはいえ、Version Cue の使うサーバ領域を機動HDDの指定場所にしかおけない等、標準化の為には悪くはないのだが、場合に拠っては泣きたくなるようなショボい面も残っている。
 このVersion Cue というのは、一つのファイルデータを修正セーブごとにバージョンナンバーを振ってゆくファイルシステム。通常は、旧いバージョンのものは不可視化されているが、「3つ前のバージョンに戻りたい」てな時にさっと対応出来ると云う、なかなか面白い仕組みだ。マトモに動くならとても強い見方になってくれることは間違いない。ホントのことをいうと、仕事単位にVersion Cue サーバ内に図版系の仕事(Illustrator やPhotoshop ・InDesign の成果物)を纏めて入れておいて、最終的に要らない旧いバージョンを削るなりして成果物を納品、&バックアップフォルダ行きにするという仕事がしたいのだ。
 しかし、CS1のVersion Cue は、プロジェクト一つ起こすごとに、使いもしないサブフォルダが3つ湧いて来るとか、意味のよく判らない仕様になっていてなかなか、不要の苦労を強いられた。
 そこいら辺が今回のバージョンでは(って前回のCS2にはもう直っていたのかもしれないが)きれいになっており、使っていて不要のストレスは比較的少ない。

 今回、1回飛ばしのバージョンアップの所為で、始めて使ってみたのだが、Version Cue とともに、ファイル扱いの面でぐぐんと進化して便利なのが、Adobe Bridge CS3 だ。Photoshop のファイル一覧を独立させ、Illustrator のファイルもサムネール表示出来るようにした、CS3 ソフト共用のファイルブラウザで、デジカメからのデータ取り込み・RAWファイルの現像も担当するらしい。
 ま、そのデジカメ系インターフェイスの機能は追々使って行くとして、とにかくこのIllustrator のデータをサムネールで直視出来る仕様は便利だ。

 まずは、このCS3の足腰にあたるAdobe Bridge CS3 に馴染むことと、これまで使って来たIllustrator CS やInDesign CS の設定をCS3の流儀に書き換えて、これからも使えるように手直しすること、各パレットの配置を出来るだけ手慣れた形に纏めることを中心に、整備と手探りの日々である。

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