飲まないけど飲み物の恨みだぞ
自由民主党の総裁が交代した。このまま、首相の交代、組閣、新首相の下での新内閣スタートということになる。……だろう。ま、自民党が多数与党である以上、既定路線である。
今回の総裁選……ということは、事実上日本の宰相を一政党の中で選んでいるという、やはり、いつか解決すべきではないかと思わせる矛盾を孕んだ日本の首相決定システム……
は、事実上、ローゼン閣下こと麻生太郎氏と、忍者ハットリくんこと福田康夫氏の、一騎打ちとなった。他の候補が居たのか居なかったのかもよくは知らない。
で、福田氏が選ばれ、すぐに日本の首相になる。
街の声(なんてモノは基本的にマスコミの胸先三寸でいかようにも切り口を帰られるものではあるが……)は、概ね好ましい結果と見ているようだ。
だが、福田氏と云えばしばらく前の第三のビールへの課税UPのときに、「庶民のささやかな楽しみまで奪うのか」と食い下がるマスコミに、「ボかぁ、そんなもの飲んだこともありませんから、フフンっ」と小鼻を広げて笑ってみせた人である。
いや、お坊っちゃまが、庶民の安酒や、庶民の駄菓子や、庶民の居酒屋のよく判らないツマミや、庶民の総菜屋のなんだかとっても安くて量の多い謎のポテトサラダの味を知らなくても良いさね。でも、小鼻を広げてフフンっはなぁ……。オイラは酒が飲めない下戸だけど、なんか無性に腹立たしかったなぁ。
「お父様は、もうちぃっとお品の良い政治家でしたわよ」と思ったことを、ちょいと思い出した今日この頃。
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