さらば iiyama だぞ
+D PC USER の2008年3月31日の記事『マウスコンピューター、iiyamaを吸収合併』に、なんだかちょっと寂しくなる。
MCJは、同社子会社であるマウスコンピューターとiiyamaの合併を発表した。
MCJは3月31日、同社子会社であるマウスコンピューターとiiyamaの合併を発表した。マウスコンピューター側を存続会社とする吸収合併で、iiyamaは解散となる。合併期日は2008年10月1日の予定だ。
また今回の合併にあたり、汎用モニタ業務にのみに集中させることで事業体制を強化するとしており、国内製造の産業用モニタ事業については東京特殊電線株式会社に委譲される。
一時期は、ブラウン管式ディスプレイ市場の一角を確実に占めていた会社が、こんな事になってしまい、なんとも寂しい話。
かつて、神北のメインディスプレイは、2代に渡ってこのiiyamaだった。
最初のは、当時としては破格に安い4万5千円の15インチ。ここに17インチ分まで映していた。確か、残念ながら19インチにはハード的に対応しなかったんじゃなかったかな。次は、17インチのもので、これには20インチ分まで無理矢理映していた。21インチにも対応していたが、あまりにも微細すぎて物理的に読めなくて泣いた覚えがある。
どちらも、ブラウン管を使うディスプレイ、所謂 CRTとしては、破格の安さと、なんとか使途ごとに使って行けるだけの精細さを持っている優れものだった。コイツは電子状が1本イカレて、色が変になって壊れるまで使いまくった覚えがある。
第三新東京市からエル・アラメインまで、様々な地図がこのディスプレイ上に描かれて行った。
その後いろいろあり、今は液晶ディスプレイ一体型のiMacをメインに使っている所為もあって、iiyamaとの縁は薄れて行ったが、ディスプレイと安価なパソコンのメーカーとして廉価市場で大いに暴れまわっていたのが懐かしい。
そのiiyamaが消えるか。
何かちょっと寂しいなぁ。
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