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2008/03/10

逆『シゴフミ』……天国なんてあるのだぞ

 東京福袋さんの『Tokyo Fuku-blog』で2008年3月10日に紹介された『天国のママ宛の手紙、宛先人不明と料金不足で返送』にいろんなことを考える。

 フランスのブルゴーニュ地方、シャティヨネに住む13歳の女の子アナイスちゃんは2年前ママを亡くした。その悲しみが癒されない彼女は天国にいるママに手紙を書いた。愛してるわ、ママ。そして封をし宛先に「天国、パラダイス通り」とし投函した。私の手紙がママに届きますように。
 しかしその2日後彼女の元にママ宛の手紙が「宛先人不明」として、しかも切手代1.35ユーロの請求とともに返ってきたのだ。

 —— 後略 ——

 むむぅ。

 記事は続けて、郵便局が謝罪していること、また、「天国(シエル)」という名の村が実在するが、そこに「パラダイス通り」は無いということを伝えている。

 三十数年むかし、あるラジオの人気番組で「うちの番組に来るハガキ、みんなちゃんと宛名書いてよね。こないだなんか『東京 欽ドン』って書いただけのハガキが届いて、びっくりしちゃったよぉ。郵便屋さん、ありがとー!」と言っているのを聴いたことがある。かくも、郵便屋さんというのは優秀なのである。我々ダイナ☆コンEX実行委員会が19年前に蒙ったような、名前を書いた郵便受けを出しているにも関わらず、必ず横の空き室の郵便受けに郵便物を放り込んで行くトンチキ配達人が何日に一度かずつ担当日に最期の50センチで郵便事故を起こして混乱を生んだりもしているが、基本、郵便屋さんはまじめである。

 だが、宛先人不明で、その上に1.35ユーロ(約213円)はちょっとなぁ……。

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コメント

 「東京欽ドン」の葉書の回は私も観てましたよ。
 現行の住所は郵便物を届けるためにつけられているものなので、宛先がわかるなら細かいところはどうでもいいんですよね。
 ちなみに、アメリカの雑誌社が購読を申し込んだ中国の人宛に「北京市毛沢東様(つまり、そうなんです)」で雑誌を郵送したら、アメリカ国内の郵便局で「宛先不明瞭」で返送されてしまったって話も聞いたことがあります。

 郵便の仕事の大切さを考えると、本物の郵便ポストを使って洒落をやっちゃいけないと思います。
 まぁ、今は空きビンに手紙を入れるとか風船に手紙をつけて飛ばすとかすると、メチャクチャ批判される時代です。その代わりと思ったのかもしれませんが、やっぱり郵便局の人たちを巻き込んで、しかも切手を貼らずに遊んじゃだめでしょ。

投稿: 東部戦線 | 2008/03/10 14:06

東部戦線 さま

 まあ、この女の子も、気球に乗って飛んで行ったきりの人間を、直近20年で2人、つまり10年に一人ずつ出している日本人に、無謀さをどうこう言われたくはないでしょうが、13歳にもなって「天国のママ」への手紙を投函しちゃいけませんね。

投稿: 神北恵太 | 2008/03/10 16:00

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