激闘ロボット・バトルだぞ
2008年3月23日。ROBO-ONEを観に行った。これはそのフォト・レポート。
トーナメント戦歴を追うようなちゃんとしたレポートに関しては、神北よりは散財心理学実習講義200Xさんの第十三回ROBO-ONE観戦記がよく纏まっているので、ご推薦申し上げる。
このロボワン。「とはいえ『プラレス三四郎』みたいにゃいかねーんだろ?」とか甘く考えている人が多いようだが、ドッコイ、今、二足歩行ロボットの格闘術は、さすがに飛んだり跳ねたりとは言わないが、そりゃ恐ろしい所まで行っている。動きは素早いし、手数も多い。
特に昨年ぐらいから急激に、ロボットの巨大化ムーブメントが訪れ、大型ロボット同士の攻防の中で、ガキン!という鋭い金属音を相当聞いた。また、50センチ超の巨大なロボット同士がぶつかり合って互いに倒れ込むと、それだけで両方が正反対のリングサイドまでふっとばされてしまい、充分な闘い方が出来ないと、ロボットの大きさによってリングを拡大するアイデアも運営者の口をから出た。
また、前日の土曜日に予選とともに開かれた、2010年予定の宇宙大会(衛星にロボットを4体乗せて送り出し、宇宙で決勝戦をするというアイデア)用のコンテストで、ホイっと放り投げて、ニャンパラリとバランス制御を行い、すっくと2足で着地して、そのまま歩くという命題をクリアするロボットも2月に行われた競技会で達成したマジンガアBパーツに続き、2体目が登場したという。言っているうちに、飛び上がって相手の頭上を飛び越えるようなエアリアル・ロボットだって来かねない。今後、ますます目を離せないロボワン。楽しみである。
神北が到着したのは、決勝第一回戦の軽量級のちょうど半ばあたり。既に予選をくぐり抜けた強豪たちが激しい戦いを演じていた。

ファイブ 頭は発泡スチロール製の全くの飾りで、戦闘時にはハナっ
から外して闘う。鼻と耳、帽子だけでなんともかわいげがある頭に仕
上がっているから面白い。しかし、この目のない顔が神北には「まる
いち」に見える。飛騨神岡高校のニュートリノが、右端からリングの
外に吹っ飛ばされた瞬間。

勝鬨を上げるファイブ 後のレフリーと較べるとファイブの大きさが
判る。着ているのは、3歳児用ぐらいの子供服らしい。

レグホーンとなかやんさん 同じアロハ、同じ眉、レグホーンは、鶏
的な首を前後する動きとか、歌舞伎の見栄を切るような動作とか、実
力の上にエンターテイメント性も充分。

レグホーンとYGIII旋風丸リベンジ 旋風丸善戦するも、レグホーンの
広範囲をスイープする手羽先チョップに死角なし。

No.533 automo03(Sandan) 「オートモ三段」と読む。空手ロボット。
空手着を着ているのはダテではない。九州から参戦。

BBR5とおおとも三段 BBR5はみかんアイスの容器を改造した愉快な
頭だが、眉で表情を変えられる等、意外と器用なカラクリを秘めてい
る中部の雄。

協力企業であるサンライズの展示ブース ROBO-ONE委員会はルー
ルで許諾を得ていないアニメ等のキャラクターを模倣したロボット
の出場を禁止している。しかしサンライズは、自社の制作アニメ作
品の中から、ガンダムシリーズ・勇者シリーズ・装甲騎兵ボトムズ・
太陽の牙ダグラム・聖戦士ダンバイン・銀河漂流バイファムの使用
を許諾することをはじめとして、映像会社ならではの積極的な協力
を行っている。

マイク・サウンダース13世 サンライズの展示ブースに置かれていた。
見るからに変形ギミックを備えたロボットらしい。

30周年記念のサンライズ全作品集成『サンライズ・クロニクル30』(非売品)
マイクの隣に、『サンライズ・クロニクル30』が、『勇者王ガオガイガー』
のページを開いて展示されていた。

壁にかけられた担架 リングで倒された多くのファイター達を運んだで
あろう、年季の入った担架。ここは格闘技の聖地、後楽園ホールなのだ。

infixのミニライブ 1993年に『機動戦士Vガンダム』のエンディング・
テーマ『WINNERS FOREVER〜勝利者よ〜』などを歌ったinfixは、
ROBO-ONEのテーマ曲『ACTIVE BOY』とROBO-ONE宇宙大会テーマ
曲『Strato Stars〜成層圏の瞳』を歌っている。準決勝戦を始める前に、
infixのミニ・ライブが行われる。ミニとはいえ、ナマ歌の『WINNERS
FOREVER〜勝利者よ〜』が聴けたのだ。耳福耳福。

それ、どこのシュシュトリアン?という格好のラウンドガール。勝ち
残って来た強豪同士でただでさえ見応えのある試合の続くここからは、
リングアナにスペル松田さんを迎え、見せ方も本格化。

ivre-VIN イーヴはすっくと立つとあまりにも大きい
が、基本姿勢は常に中腰というロボット。鉤の手の突
いた長いアルミ柱の手先をトンファーのように振り回
すため、制空圏が広い、膝にある巨大な丸い物は、あ
まりにも巨大すぎるため体内に格納出来なかったらし
い膝関節の歯車。この大きさでグイっともちあげるか
らこそ、これだけの巨体をジャッキアップ出来るのだ
ろう。

ガルー対テコンV 軽量級決勝戦。ガルーは唯一ベスト4以上に生き
延びた女性操縦者のロボット。対するテコンVも、このレベルまで生
き抜いたものとしては唯一の韓国勢。本戦を引き分けて終えた二体は、
2分の整備時間を経て延長戦を戦い、ガルーの攻撃をいなしつつ放っ
たテコンVのカウンターが決まり、軽量級の優勝はテコンVのものと
なった。

グレートキングカイザー 今回、マルファミリーが出
して来たのは、グレートの名に相応しい巨大ロボット。
しかし、飾りの首を取ってもなお、それより大きなフ
ァイブが相手となると、長くこのROBO-ONE界に君臨
し続ける帝王といえども、一発で葬り去ることは出来
ない。なんとか競り勝った後の写真。この後、簡単に
ではあるが、ファイブの子供服を脱がせて内部公開。
巨大ではあるが普通のロボットの作り方との話。 こ
の後、重量級チャンピォンとなったグレートキングカ
イザーは、軽量級チャンピォンのテコンVと戦い、こ
れを破って総合優勝を飾った。

表彰式の一こま。右端の方、受賞者の前にいる小さな子供のように見え
るのは、ファイブ。こう並んでみても巨大だ。

チャンピォンベルトを付けてもらうマルファミリー長男 小学校最期の
ROBO-ONEを優勝で飾った。彼としては「中学生は何かと忙しいので」
引退して後を弟に託すと言っているが、さて、来年にはその決意がどう
変わっているのかな……。いずれにせよ、日本で一番、兜甲児やアムロ
=レイに近い所に居る少年である。
グレーとキングカイザーには後楽園ホールからも、プロボクサーに与
えられるのと同じK.O.賞が手渡された。

やはり巨大なファイブ もともと、「人と手をつないで
歩けるロボットを作ろう」という意図があったというが、
手をつないでみると、「FBIに捕まった宇宙人」の構
図そのもの。

最期にリングに並んだロボットたち

最期にリングに並んだロボットたち、その2 この直後、この連中全員
で壮絶なランブル(バトルロワイヤル)に突入。基本的に押し相撲で、
他を押し出して最期までリングに残っていれば勝ちなので、戦略として
は、大型のキングカイザーなどを全員で協力して先にやっつけるべきだ
が、なんだかみんな協調しない。ま、いいのである。お祭りだから。

ランブルに人だかりが。競合ロボットばかりのランブルに盛り上がるこ
と盛り上がること……。
※このレポート中、ロボット名・選手名や状況など、間違いがありましたら、どうかご指摘を御願いします。
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コメント
かつてロボワンを見てくるのを仕事にしたことがあります。
その仕事がきれてから、見たい見たいと思いつつ御無沙汰しているうちに、ロボワンの世界はダブルゼータ・ガンダムと化していたのですねぇ。
ラウンドガールがついたと知っていたら、絶対見に行ったのに……
投稿 東部戦線 | 2008/03/24 22:29
東部戦線 さま
投稿 神北恵太 | 2008/03/25 00:06
アスラダさんの マイク変形映像はこちらから
http://www.asurada.jp/3dcad/image/m_15.wmv
投稿 うじthe駄目~ん | 2008/03/28 06:37
うじthe駄目~ん さま
うひょ。変形も凄いが、体機能も凄いですね。
投稿 神北恵太 | 2008/04/01 10:27