静岡ホビーショーだぞ その2
ポートレイト 05/17
宇宙歴2008年5月17日。私は取材のため、アナハイム・エレクトロニクス本社を訪れていた。……というコンセプトの写真が撮れる静岡、バンダイ・ホビーセンター玄関前。
この日記は、一つ前の『静岡ホビーショーだぞ その1』の続き。
ここで我々はツインメッセを離れ、バンダイ・ホビーセンターへと移動した。 神北&塩坂の男二人旅は続く。
静岡鉄道長沼駅
駅前の踏切からホビーセンター
駅の傍らに志津鉄の鉄道営業所とタクシープールがあるのだが、その道を挟んだ向かいがもうバンダイ・ホビーセンター。長沼駅下車徒歩ゼロ分という訳だ……。
ホビーセンター玄関
今回の展示公開では、この玄関口は出口専用になっており、見学者は裏にあるトラックヤード側から建物をぐるっと回り込むことになっていた。
玄関入り口付近
トラックヤード入り口付近の看板
トラックヤード入り口
特別販売
このエコプラは、ガンプラの製造過程で出る湯口(プラモデルの金型に材料を流し込む口。どうしても、少量ずつここにも材料が残って固まるため、製品にする段階で切って捨てている)で固まった分など、端材を集め、再び溶かし直して黒く染めたチップによる、再生原料で作ったもの。とりあえず、RX-78ガンダムだけ女房の土産に買った。
ソーラパネル
ソーラパネル
エコを大きなキーワードに指定するこのバンダイホビーセンターは、材料の再利用や雨水・地下水の有効利用、ゼロ・エミッション(無産廃操業)などとともに、社屋南面壁に設置された太陽電池バネルによる発電が行われている。
武者ガンダム
去年、ツインメッセに居た1/12ガンダムに鎧兜を着せたもの。
泣けるシルエット
1982年モデル大賞のタテ
日本模型新聞社が「バンダイのガンダムシリーズ」に送った、第16回、1982年の「モデル大賞」のタテ。
GP-03の作例
武者○の埴輪
ホビーセンター職員制服
夏服と冬用ジャンパー
階級章
工場見学コースの窓
窓枠に、何やら怪しげなインジケーターが……。
工場内
バンダイが誇る多色成型機がずらりと並ぶ。この多色成型機、あんまり優秀すぎて、追随する他社製品がまだないというヒーローメカなので、この工場内では全15台がすべてガンダムカラーに塗られている。ちなみに、バンダイはこの多色成型機を1/60サイズのプラモにして、イベントなどで売っている。
何故か植栽風の空間が……
あ、ケロロ小隊が居た
この階段沿いの植栽の中には、1/1ケロロ小隊が勢揃いしていた。
ホビーセンターから出て来たら、正面の静鉄の敷地内に……。
なにやら古い電車が……
ポスター
バンダイホビーセンターの向いにある静岡鉄道の鉄道営業所でデワ1の展示が行われていた。
なかなかファンキーな全身広告電車が走る静鉄
デワ1
大正末期に作られた電気機関車。無蓋貨車ト1を引き、保線業務に携わっていた。バッファリンク式という、左右の緩衝器(バッファ)と鎖をフックに掛ける方式の連結器で列車を繋ぐ連結方式をとっている。
しかしこのバッファリンク方式、列車が寄って来てがしゃんと緩衝器がぶつかり合った瞬間を狙って、ヒョイと横合いから鎖をフックに引っ掛けて連結するため、作業中の鉄道員(連結手)が緩衝器に挟まれる事故が後を絶たず、大正14年に日本では一斉に自動連結器に取り替えられている。だから、大正末期の車輛でバッファリンク式というのはなんともニッチな車輛と言える。
バッファリンク式連結器
運転台
連結状態の連結器
整備場
整備場への引き込み線
引き込み線各レーンへ振り分けるポイント群
静岡鉄道を後にして我々は東静岡駅の向こうにあるグランシップで開催されている「トレインフェスタ★2008」へと向った。
JR東静岡駅
グランシップ
乗用ミニ鉄道
乗用ドクターイエロー
なんと最後尾に車掌車が付いている。芸が細かいなぁ。
グランシップ大ホール”海”
大型体育館級の大ホール。なんとコン・バトラーVが立てられる天井高58メートル。ここいっぱいに、様々なクラブの大型レイアウトが広げられている。
巨大レイアウト
このレイアウト、ほとんどがHOゲージだった。
とな会
鉄道模型同好会のとな会って言うクラブがあるんだね。いや、SF(空想科学小説)の同好会にも同じ名前の物があるもので、ちょっと気になっちゃった。
車輛基地
SLから新幹線まで、9本の列車が並ぶ車輛基地。こんな巨大レイアウトを楽しめるなんて、滅多にないだろうし、みなさん真剣に楽しんでいた。
別の車輛基地
怪獣出現
延々と続く鉄道同好会ごとの巨大レイアウトを抜けて、グランシップの上の方に上がると、様々な付帯イベントが行われている。粘土工作教室やら、トレインシミュレーター大会やら、駅員のコスプレをしてのちびっ子撮影会やら。
撮影会用コスプレ衣装
写真を印刷するためのプリンタの列
これで、ツインメッセ、ホビーセンター、静岡鉄道、グランシップと続いて来たこの日のコースは全部終了。我々は帰るコースに乗った。
が、それで済まないのが神北&塩坂の二人旅である。 男二人旅はもうちょっとだけ続く。
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