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2008/06/09

三たび、浪切ホールだぞ

くいだおれ太郎 2003年から我々は、シール企画という企画を大会で行っている。2003年は大会の公式企画として、2004年〜2006年の3年間は持ち込み企画として。昨2007年は一年お休みしたが、2008年、つまり今年の大会であるDAICON7は、再び持ち込み企画としてこのシール企画を行う。
 2008年6月8日。これまでいつも使われていてみる事が出来なかった、今年の大会実行委員会から「シール企画にどうか」と奨められている場所を見学出来るという話を頂き、大阪まで行って来た。

 大会実行委員会が見学会を始めると連絡していただいた13時までにかなり間があったので、午前中ちょいと道頓堀へ。

 たぶん、大会の頃にはもうこの場所から なにをしに行ったのかというと、大会の日には既に居なくなっている筈の、大阪一の有名人に会いに。なんと、還暦の誕生日だそうで、お目出度う御座います。

 せっかくだからメシを食ってから移動しようと思ったが、11時オープンらしく、このままメシを食っていたら間に合いそうにないので、残念ながら食堂には入れずに移動を開始。

 岸和田では、駅からホールまでの間で、ちょっといい予感がして「双月」というお好み焼き屋へ。うむむ。美味いぞここ。

二階ホワイエは高い

 さて、昨夏以来3度目の浪切ホール。シール企画は、4人から8人ぐらいの作業要員が、それぞれパソコンとプリンタのセットを使って次々とシールを作る事になるので、割と場所を取る。公民館等公共施設によく置かれている、いわゆる「6尺」と呼ばれる足折りたたみ式の幅180センチ奥行き45センチのテーブルだと、1卓に1セットか2セット置くのがやっとなので、作業場として4卓から6卓程度の6尺が欲しい。この他、受付(注文・引き渡し各1卓がベスト。)ぐらいが、参加者1500〜2000人程度の日本SF大会で必要となってくるサイズ。もちろん、作業卓の前には人が座るから身動きが取れるようにするためには結構、面積を取る。

 昨年来、実行委員会が「是非ここで」と言ってくれていた場所は、大ホールの2階ホワイエ。ここで、防火扉の外に受付を置き、その裏側にあるホワイエに作業場を置くという案だった。

 ところが、この案は無理になった。この防火扉は、「開けない事が前提」の非常扉なので、開くと消防署に通報が行く類のものだそうだ。

 そうなると、この作業場を使う事を前提とした場合、受付と作業場を離さざるを得なくなる。しかし、これは結構大変な事だ。今までは注文が入るごとにホイホイと手の空いているシール作業員に新しい注文書を振り分けて、返す刀で出来上がったシールを回収し、引き渡し担当者に渡してくれた調整担当者が、一人では済まなくなるという事だ。

 そこで一計を案じたのが、ホワイエの真下、エントランスロビーに受付ブースを作れないかというプランだった。なんらかの昇降機(上に滑車を置いたつるべ方式でも釣り竿のリールのような巻き上げ機でもOK)を用意し、2階ホワイエと、そのすぐ下の1階受付の間を、シール注文用紙と、出来上がったシールが行ったり来たりするというもの。

 動き的にもユーモラスだし、これが出来たら面白いねという話で、とりあえず、検討をしてみた。2階から1階に垂らすのだから、階の床が1階の床から3.5メートル、手摺まで足しても4.5メートル程度、床までおろす必要は無いので実質3.5メートル程度上下させれば良いのかなと甘く考えていたのだが、実際にはほーるぶなので、2階と行ってもかなり高さがあった。1階の床から2階の床まで6メートル35センチ、さらに安全を考えたガラスの欄干は160センチ。合わせて8メートルほど、ものを上げ下げしなければならない。いくら軽い紙とはいえ、注文の度に注文書を2階に送り、出来上がる度に完成品を1階におろしていたのでは、手間喰って堪らない。また、上げ下ろしをするための安全確保を考えると、吊り下げ式のバケット(かご)がどのぐらい揺れるかを考えると、技術的問題点が大きすぎる。

 この問題の結論は、技術とは全く別の所から来た。
 じつは、大会二日目の8月24日の午前中、この二階ホワイエのある大ホールは、日本SF大会以外の地元の行事が入っている。岸和田祭礼啓発大会。9月13日に迫っただんじり祭りの準備のために、地元関係者が集合するとても重要な年中行事だそうだ。
 とはいえ、それは大ホールだけの事、エントランスロビーは一般に開放されているエリアなので大丈夫と、我々は実行委員会から聞かされていたが、この日施設職員の方に尋ねてみると、例年、ロビーいっぱいに若衆がひしめくので、エントランスロビーの受付は閉めざるを得ないという。
 だがこれでは、防火扉からの出入りが出来ない以上、大ホールの2階客席から出て来られるホワイエは、客席からの出口を塞ぐにしても、結局、唯一の動線が必ず大ホール1階ホワイエとその外側のエントランスロビーを通るため、朝8時頃から昼過ぎまで陸の孤島になるという。

色の交流室前の廊下

 これでは、ちょっとお話しにならない。シール企画の中に於けるシール屋さんの位置づけは、そのシール屋さんで作ったシールを交換していただいて参加者同士の交流を図っていただく事であり、2日目日曜日の昼過ぎにやっとオーブン出来ても、そこまで遅い時間にシールを作っても、大会のクロージングを待つだけでは何の意味も持たない。だから、二日目の午前中にシール屋さんが営業出来ないというのは、物凄く困る。

 かくなる上は、作業場ごと、場所替えをするしか無い。とはいえ、会議室数で苦戦を強いられている大会。

 上に上げたほどの面積が撮れる作業場。探してみた所、裏動線(搬入エレベータなど)に繋がる扉があるだけで、参加者の通り抜けが無いという、準理想的な場所があった。
 「食の交流室」前の廊下である。ここの廊下は約3メートル半と、かなりのサイズの余裕があるので、割と自由に場所が使える。条件は一つ。この裏動線は企画持ち込み者や大会スタッフ・施設職員や出入り企業が搬入搬出に使う事があるので、台車に積んだ荷物が通り抜けられるように留意してもらいたいということ。

 で、考えたのが、写真の床が黄色くマッピングしてある所を使い、そうでない所(窓際)は台車が通るように開けておく案。

 絵にしてみると、下の図のような感じ。

机配置予定図 基本道を塞ぐようなかたちで、シール企画の受付ブースと来年の大会の申込ブースが開く。来年の大会の申込ブースは多分紙ベースのやり取りになってマシンは使わないだろうから、台車等が通る時は一旦脇に除けて対応……という案。

 ま、必要に応じて、机の配置は換えて行くしか無いが、このぐらいの面積があれば収まるねという事に纏まった。

 しかし、これって、実行委員会からの2階ホワイエ案より前から、シールズが主張していた、一番最初にここが良いと言っていた場所なんだよね。

 昨夏に実行委員会がこちらの意見をもう少し真摯に捉えてくれて、その案で最初から決まっていたら、首都圏在住の5人ものメンバーが往復2〜3万円も掛けて、大阪まで現地踏査に行かなくても済んだのになぁ。

 うーむ。こういう無駄に見える事をやって詰めておくのも大切なんだけどさ。

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