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2008/07/07

あの部隊がやって来たぞ

 朝10時頃から、なんだか仕事にならない。物凄いエンジン音が窓の下で続いている。丸鋸かチェーンソーの音らしい。テレビの音量を常日頃、ボリューム目盛り15のところ25まであげて、やっとアナウンサーの喋っている言葉が聞こえる程度。

あると

 最初は、道を挟んだ向こうの小学校で、何か作業員でも入れて修理かなんかしているのだと思っていた。だが、それにしては何が起こったのかと思って覗いてみたら、学校の手前の道のところに人だかりが……。

 この我が家の前の道は、地元の人には遊歩道と呼ばれていて、写真の左側が幅3.5メートルほどの車道で、右側の一段高くなっている方が1.5メートル程の歩道になっているのだが、何を思ったか、歩道の両側にやたらと植栽が多い作りになっている。公園的な歩道という訳で遊歩道というのだろう。
 本来この道は小川に沿う川端の歩道で、その川を暗渠にしたのか流れを変えたのかよくは知らないが、12年前の我々が引っ越してくるより何年か前に、車道に作り替えられたらしい。
 普段歩く道に緑が濃いのは、基本的には悪いことではないのだが、良いことばかりでもなく、毎年、梅雨から盛夏にかけての成長期に一気に枝葉を広げる植栽の樹や草が、通行の邪魔になる。1.5メートルほどある歩道の広さが、1/3以下になると、もう道としてはほとんど役に立たなくなるから、神北は基本この時期は、車道側を歩いている。

 で、この時期にやってくるのが、たぶん市の方から派遣されて来るらしい、この作業部隊である。

あると 彼らは非情である。一切の情け容赦なく、道幅を確保して、次々とはみ出した枝葉を切り落として行く。

 で、我が家でこの部隊に付けた名前が角刈部隊

 彼らは非情である。花をつけている枝だろうと、なんだろうと、交通の邪魔になるものを許さない。通った後は、四角く切りそろえられた植栽がショボンと残るのみだが、彼らはたじろいだりはしない。

 2時間程の騒音の後、今は、騒音がおさまった。既に部隊が街道の向こうに達したのか、まだすぐそこに居るが昼休みに入ったのか、窓の外はすっかりもとの日常を取り戻したようだ。
 テレビの音量も、元に戻した。

 うーむ。嵐のようなひと時であった。

 

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