合戦伝の宇宙だぞ
今年初頭に執筆に関わらせて頂いたガンダム本が、昨日、4月1日に出た。
PHP文庫で数々のガンダム本をやっているレッカ社さんの仕事にチョイ噛みさせて頂いたのだ。
宇宙世紀0079の一年戦争と、その戦後処理である0083のデラーズ戦役を中心に、テレビアニメや劇場作・OVA等から名戦闘シーンを描き出したもの。主に、TV『機動戦士ガンダム』・OVA『0080ポケットの中の戦争』・OVA『第08MS小隊』・劇場&OVA『MS IGLOO』・OVA『0083』を扱った。残念ながら『重力戦線』は、発売日が執筆時期より後になったため、今回のエピソード・ラインナップからは諦めることとなった。
神北は、ベルファストの対ゴッグ戦から、ア・バオア・クーの死闘まで。テレビシリーズに沿ったアムロ達の道程を追い、書かせていただいた。
ぱっと見ていると見落とすような細かい会話が、後で出てくる新兵器や作戦のことだったり、よくよく見直して裏まで読むと、TVシリーズのガンダムというお話しは、何とも呆れるほどよく作り込まれている。もう何十回と見ているシーンですら、30年経って初めて気付くような驚きがあって、なんとも奥が深い。怖いアニメである。
この『合戦伝』、既に夏目処に第二弾として、そこに続く時代(映像化作品を歴代、宇宙世紀の年代順で並べると、TV『Ζ』・TV『ΖΖ』・劇場『逆襲のシャア』・劇場『F91』・TV『V』・・・・・TV『∀』(^_^;)と並ぶ訳だが、どこまで時代を下るのかは、取り敢えず秘密……と言うことで……)を扱った第二弾を予定している。
ちなみに、先日この日記で報告した『よくわかる最新「脳」の基本としくみ』。3月末に書店店頭に並んだようなので、こちらも重ねてご報告させていただきたい。
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