コンビの○○でない方が来たぞ
ふたりのスティーブというコンビが居る。いや、「居た」なのか……。いやいや、やはりコンビで動いてなくてもいつまでも「いる」だ。
で、なにかというと、片方のスティーブ=ジョブスの名前の方を良く聞く。これは、神北がずっとMacintoshユーザであることの影響が大きいと思うんだが、とにかく、「どこそこで○○のプランを発表した」から「新製品をプレゼン」「身体を壊した」「治した」「治ってなかった」「復帰する」と、いろいろ話題が豊富な人。
ビジネスの世界で泳いでいるスティーブに対し、技術畑の最前線で今も泳ぎ続けているスティーブ=ウォズニアックの方は、アップルを出てから、キャプテン・クランチ(ジョン・T・ドレーパー、シリアル(日本ではケロッグとかシスコーンとかが有名)の「キャプテン・クランチ」という商品のおまけについて来る笛の周波数が、アメリカの電話回線の無償長距離通話切り換え信号と同じであることに気付いて、長距離電話をただ出かけまくり、後にそれを自動的に行う装置を販売した男)と組んで新規事業を興したり、「面白いと思えば」「正しいと思えば」周りの視線や風評は放り出して飛び込んで行く、豪快な男。
で、このニュース。 ふーむ、今はこれが面白いんだな、やはり。
engadget日本語版の2009年06月08日の記事『Fatal1tyコラボのPCIe SSD ioXtreme、80GB・転送520MB/秒で895ドル』
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コメント
この記事の何が興味深いと言って「Wozのことを知らなくてもengadget日本版の記事が書ける」という一点につきますね。
投稿: 都築由浩 | 2009/06/13 20:22
> 「ioXtremeは、私のようなベテランの知恵とJohnathanのような
> 次世代の専門知識が結束すれば、Fusion-ioの性能的革命を未来
> へ導くことができるという好例である」と語るのは同社のチーフ
> ・サイエンティスト、スティーブ・ウォズニアック氏。知恵に
> 自信のあるベテランの方のようです。
……という文末の結びの言葉をどう取るかというところで、「これ書いたヤツ馬鹿」認定に達したという人は、周りにも多いです。
しかし、ここ「engadget日本版」って、ウォズニアックが誰かよおおく知った上で、なおかつこんな突き放した結びの一言を書きかねない、ミョーなテンションを持ってますので、「誤解を呼ぶ馬鹿な文章を書くものの、「本物の馬鹿かどうか」に関してはしばらく、ナマアタタカく様子を見守りたい気もします。
投稿: 神北恵太 | 2009/06/14 02:18