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2010/10/17

HS10を使い始めたぞ

 先週の日曜日に、 finepix HS10 を買った。これまでの S9000 の後継機だ。
 有効画素数1030万画素、最高感度 ISO6400相当、5軸手ブレ補正。まあ、今日的な大レンズ口径コンパクトデジカメ(神北いうところのニセ一眼)としてはこんなものかなぁという標準的なスペックだが、24mm〜720mm相当の30倍の高倍率ズームがオイシい特徴だ。その上、発売から半年近く経って、36,000円まで値も下がっている。

 まあ、倍率だけで言うならばキヤノンの新製品 PowerShot SX30 IS が24mm〜840mm相当35倍ズームで上を行くのだが、これは新発売で現状50,300円する上、電動ズームなのと専用電池なのがマイナスポイント。HS10は手動ズームであること、電源が単三電池4本であることが決め手だった。ズームボタンを押して35倍ものズームを行き来するのは、何とも快適である。が、それはモーターが回っていると言うこと。しかも、神北は「さあ、明日は写真を撮るぞぉ、ワクワク」というほどカメラを神聖視しない。いつでも持っていて、機会があればさっと取り出して撮影したい。だからカメラは基本的にバッグに入れっ放しであり、出し入れし易くかつカメラを傷めないようにバッグはここ何年かカメラバッグを使っている。長期間入れっ放しでも電池の保ちが良いようにエネループを使い、一組分は予備を持っている。
 それでも何年か前、S9000で東京モーターショーを端から撮った時に、そのころはまだエネループにしてなかったのだが、持って行った電池はカメラに入れた物も予備の物も共に尽きてコンビニで単三4本セットを何度も買いながら次々と交換して一日中撮り続けた。専用電池と比べると少々筐体が大きくなるものの、こういう使い方が出来るのが単三型電源の良いところ。日本のそこそこの街に居る限り、電源が尽きて途方に暮れることはない。ま、財布の中身が尽きると電源も尽きるのだが……。

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2010/10/15

夏の仕事が本になるぞ

 唐突だが、夏からこの秋口まで掛けて描いた、今年やった仕事の中でも地図としてわりと力の入った仕事が、ついに本になって出る。

「文藝春秋12月臨時増刊『坂の上の雲』日本人の奇跡」 10月20日発売

 昨秋出た『文藝春秋増刊 「坂の上の雲」と司馬遼太郎』に続き、 2010年12月増刊号として刊行されるこの本に、高貫布士さんのご協力を得て、カラー地図を7枚ほど描かせていただいた。
 一夏、中国地名、簡体字と格闘し、相当しつこく地点特定を重ねた結果だ。

 わりと、日露戦争について普遍的に眺められる地図になっていると思うので、是非、ご興味がおありの方はご一読下さい。

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