『東日本大震災と自衛隊』だぞ
久々に、自衛隊物を手伝わせて頂いた。
東日本大震災で、陸海空自衛隊が被災地にいかにして入り、いかに働き、被災者の皆さんを助けて来たかを400通に及ぶ隊員へのアンケートと、著者の長年の自衛隊に対する調査研究を元に纏めた本だ。この中で神北は、大雑把なものだが「どの部隊がどの地区に入ったのか」を自衛隊資料から起こした2葉の地図を寄稿させて頂いた。
『東日本大震災と自衛隊 自衛隊は、なぜ頑張れたか?』荒木肇(¥1700+税 並木書房)
日本の社会に根付いた日本の組織である自衛隊が、日本人の資質に基づいた組織作りをし、日本人の心情に根ざした団結力を持ち、日本に降り掛かった大きな自然災害に際して、いかに動いたのか。それを、様々な地域・部署で派垂らした自衛隊員からのアンケートと記録写真から浮き彫りにした一冊。
神北の地図は、64ページ128枚からなる口絵写真の後、本文直前の6〜7ベージに掲載されている。
もう、描ける限界に挑戦したような非常に細かい地図なので、ルーペ片手に一度ご覧頂きたい。人員10万6250人、航空機495機、艦艇53隻からなる自衛隊の災害派遣出動の一端なりとも、理解して頂く糸口となれば幸いである。
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コメント
初めまして。
人外協の阿部と申します。
仙台市にて被災しました。
その時、陸自の方々を始めとして、世界中の多くの方々に援けて頂きました。
この本を、当ブログでご紹介させていただきたいと思います。
投稿: 外聯連絡士官 | 2013/04/18 17:57
外聯連絡士官 さま
ども、元人外協の神北(帝国宰相)です。会費を払いそびれているうちに退会扱いになってました。
︿( ̄▽ ̄)︿
罹災されていたのですね。恐ろしい思いをされたことと存じます。まずは外聯連絡士官さんがご無事で何よりでした。
もう1年ほど前の刊行になりますが、この本は、自衛隊の活動に関してコンパクトにして的確にまとめられた記録ですので、長く残って欲しいと思っております。是非、ご紹介宜しくお願い申し上げます。
投稿: 神北恵太 | 2013/04/18 18:35
ありがとうございます。m(_ _)m
投稿: 外聯連絡士官 | 2013/04/19 01:03