日本SF大会、シール屋さんの2日目だぞ
1日目を終えた我々だが、帰るにあたり、自分のパソコンは各自ホテルに持って帰るが、その他の機材までは持ち歩けない。人のいなくなったブースからとはいえ、プリンタやネットワーク配線までは簡単にササッと持ち歩けないので、半分覚悟の上で置いてゆく。だが、軽いノートパソコンなら、タチの悪い輩が大きめのバッグにヒョイと詰めたら、持ち帰られないとも限らない。
そのため、こちらの都合のいい時間に自由に施錠・解錠できる部屋をお願いしてあったのだが、通りがかったスタッフを通して市民ギャラリーを取り仕切っているスタッフに聞いてみると「そんなものはない」との答え。こりゃここでは話にならんなと4階のスタッフルームまで出向く。
ここでも「夜間は21時に施錠するから大丈夫」なんていうノホホンとした答えが返ってくる。
さすがに、2日間ヘロヘロになるまで使った身体は悲鳴を上げており、昨年視察した時に宮崎実行委員長に教えてもらった「へんくつ屋」でお好み焼きを食い、ホテルに戻って汗を流したら、もうバタンキューだった。
大会2日目の朝、会場が開く8時半過ぎに会場に入りし、9時の市民ギャラリー解錠を待ってブース入りする。
二日目は終日まったりしたものだった。とはいえ、そこそこの数の人がシール君端末を使いに来たし、徐々にシール狩りが魚影を求めて動き出した感じはある。
二日目は、大森望氏の娘さんキリカちゃんが大活躍。
「ホワイトボードのここ借りてラクガキしてもいい?」というので、ホワイトボードマーカーを貸してあげたら、あっという間に自分の個人史の販売スペースに仕立て上げてしまった。1冊20円。
しばらくしていくら売り上げたか聞いてみたら、「910円」え?なんで20円の本で910円?
( ̄▽ ̄)
参加者の投票によるシール大賞本賞に加え、ゲストに選んでいただいた賞、実行委員長にお願いした賞、そして、シール屋さん賞。今回はそれに、ちょうどそこにいたキリカちゃんにキリカ賞を選んでもらった。
投票の集計やら、それぞれの賞の賞状作り、それに並行してパワーポイントによる授賞式用のプレゼン・データ作り。これを通常営業の横で手早く進める。
大荷物を処理して、手荷物を抱えた我々は、既に閉まった市民ギャラリーを出て、大ホールのホワイエ入口に移動。閉会式の後、出てくるシール大賞受賞者に、賞状と賞品をお渡しするためだ。
日曜夕刻の飛行機でトンボ帰りして月曜から仕事の竹内くんを返し、閉会式が終わって人がドッと出てくるタイミングを待つ。人の波に声を枯らして「シール大賞受賞の方、賞状と賞品はこちらです!」と声掛けすること十数分。全員が賞状と賞品を取りに来て戴けた。ふつう1件か2件、遠方なため閉会式を待たずに先に帰っちゃう人が出るが1件も出なかった。例年うちに関係ない人でも結構ボロボロと途中で抜け出す人がいるのだが、今年はそういう人もかなり少なかった。今年の閉会式はよほど面白かったということか。
かくして、6時過ぎに我々はシール企画の全ミッションを完了し、会場を後にした。思えば、長い3日間だった。
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