2011/09/14

モリサワPasport2011始末記だぞ

 Macintoshで使っているモリサワのフォント年間ライセンスシステムMORISAWA PASSPORTを、2011版にアップデートした。
 しかし、初夏に旧マシンから新マシンへ、移行アシスタントを使って環境を移行していたため、モリサワに登録してあるマシンと、今使っているマシンが違うため、思わぬ手間を食ってしまった。
 今後のために、詳しい記録を残す。

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2010/10/17

HS10を使い始めたぞ

 先週の日曜日に、 finepix HS10 を買った。これまでの S9000 の後継機だ。
 有効画素数1030万画素、最高感度 ISO6400相当、5軸手ブレ補正。まあ、今日的な大レンズ口径コンパクトデジカメ(神北いうところのニセ一眼)としてはこんなものかなぁという標準的なスペックだが、24mm〜720mm相当の30倍の高倍率ズームがオイシい特徴だ。その上、発売から半年近く経って、36,000円まで値も下がっている。

 まあ、倍率だけで言うならばキヤノンの新製品 PowerShot SX30 IS が24mm〜840mm相当35倍ズームで上を行くのだが、これは新発売で現状50,300円する上、電動ズームなのと専用電池なのがマイナスポイント。HS10は手動ズームであること、電源が単三電池4本であることが決め手だった。ズームボタンを押して35倍ものズームを行き来するのは、何とも快適である。が、それはモーターが回っていると言うこと。しかも、神北は「さあ、明日は写真を撮るぞぉ、ワクワク」というほどカメラを神聖視しない。いつでも持っていて、機会があればさっと取り出して撮影したい。だからカメラは基本的にバッグに入れっ放しであり、出し入れし易くかつカメラを傷めないようにバッグはここ何年かカメラバッグを使っている。長期間入れっ放しでも電池の保ちが良いようにエネループを使い、一組分は予備を持っている。
 それでも何年か前、S9000で東京モーターショーを端から撮った時に、そのころはまだエネループにしてなかったのだが、持って行った電池はカメラに入れた物も予備の物も共に尽きてコンビニで単三4本セットを何度も買いながら次々と交換して一日中撮り続けた。専用電池と比べると少々筐体が大きくなるものの、こういう使い方が出来るのが単三型電源の良いところ。日本のそこそこの街に居る限り、電源が尽きて途方に暮れることはない。ま、財布の中身が尽きると電源も尽きるのだが……。

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2010/07/18

GPSロガーを試したぞ

 最近、自転車に乗っている。20年程前に、面白がって買ったパナソニックのMTB(マウンテンバイク)を実家の車庫から引っ張り出して送って貰ったのだ。
 おかげで、冬の間歩いていた、さいたま市-東京間が、半分以下の時間で済むようになって来た。歩くと、ほぼ時速5キロで、池袋まで17.5キロが 3時間半。秋葉原まで23キロが4時間半〜5時間(さすがに4時間以上歩くと、少々疲れが出て速度が落ちてくる。)なのだが、自転車だと秋葉原が2時間半。それがなんとか最近では2時間弱程度に縮小されて来た。1時間半にならないのは、どこかで水分を補給したり、ランプの電池の交換をしたりという雑事がかなりあること、平均時速12キロ。49歳で20年ぶりに自転車に乗り始めるとさすがに5キロとか10キロとかの長距離を自動車に伍して車道を走り続けるのはしんどい。だから主に歩道を走っている遅い自転車乗りなのだ。まあ、高校時代は往事のサイクリング車で、最高時速30キロ超とか出していたし、主に10キロ程度までとはいえ、時速24キロ巡航とかで激走していたのだから、おいおいもう少しは脚力も回復して来るのだろうが、今はこんなところだろう。そもそも裏道を多用した四日市の田舎道爆走とくらべて、首都圏の混む道を往くのは格段に走り難いからなぁ。おかげで、雨でない限り東京方面への出撃は基本自転車になった。まあ、ここ暫くは梅雨の影響で走れない日も多かったが、2日に1回はそこそこの距離を自転車で走っている。

M-241外見
M-241
 小型かつ安価なGPSロガーとして人気の高い機種。Bluetooth接続が高い評価を集めている。

 とはいえ、こういう暮らしになると、自転車の速度とかが少しは気になる。が、速度計(最近ではサイクルコンピュータなんてカッコいい言葉で呼ばれ、いろんな機能を持っているが、別にタイムトライアルをしているわけでもないので、そこまでは要らない。)を導入する程でもないので、一計を案じてGPSロガーを導入した。HOLUXのM-241という機種だ。

 この機械の良いところは、売れている機種なので対応するソフトが割と多いこと。またMacへも非公式ながらもかなりの対応が成されており、実質、困らない程度には使えることと、値段が1万〜1万2千円程度と、機能の割には安価であること、等が上げられる。なんせ、これはいいと多くの自転車乗りがご推薦のGARMINのGPSロガーなんざぁ、5万10万アタリマエの世界なのである。神北はあまりBluetoothにはメリットを見出していないので、更に安価なBluetooth機能抜きの廉価版のM241cという選択肢も考えたのだが、行ってみた店に置いてないんじゃ話にならない。まぁ、この懐かしのコダック・フィルムみたいな形状とカラーリングも嫌いじゃないしね。

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2010/03/16

東京都が大変だぞ

 東京都が、狂いかけている。
 政治の歯車が今、おかしな方向に歪み、不要にして有害な回転を加えようとしている。この日記はちょっと長いが、日本で暮らす誰にとってもたいへん重要なことなので、是非最後まで読んでみていただきたい。

 ことは、平成二十二年、つまり今年2010年の年2月24日に提出された、第三十号議案「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」に始まった。この全文は、ここにある。(読みづらいのは勘弁していただきたい。本来これは、提出者や都議会が奇麗に整形して都民に広報すべき議案詳細ではないかと思うのだが、そういう場ではなく、読みに行って複写し、テキストに落とした方がおられて、初めて我々が見ることが出来た文面なのだ。)
 『無名の一知 財政策ウォッチャーの独言』さんが、2010年02月27日のエントリー「番外その22:東京都青少年保護条例改正案全文の転載」で、既存の条例文に改正案を組み込み、(比較的)見やすいものを作られたので、これもご参照いただくと少しは判りやすいかもしれない。

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2010/03/11

五分の一だぞ

 

毎日jpの2010年03月11日の記事『絶縁体:電気信号伝達 夢の「8割省エネ」』は、夢のある話。

 電気を通さない「絶縁体」の物質に、磁気を使った方法で電気の信号を通すことに、東北大金属材料研究所の斉藤英治教授(物性物理学)らのチームが 世界で初めて成功した。IC(集積回路)チップに使う場合、銅線に比べエネルギー消費量が8割軽減するとみられる。今後、革新的な省エネルギー技術の開発 につながりそうだ。11日、英科学誌「ネイチャー」で発表した。【奥野敦史】

 8割軽減って、もう通常の軽減とか節電とかいうレベルじゃないじゃん。1/5の消費電力で済むということは、(まあ、チップ以外にも部品はある訳で、それが全てに渡って効果を持つ訳ではないが、仮想として全部置換出来るとすると……)電池寿命が5倍、今2時間保つ電池を積むマシンはほぼ一日の勤務時間使い続けて余裕のある10時間連続使用できる計算。今10時間のほぼ半日フルに使えるマシンは、二日間無補給で動かし続けられる事になる。

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2010/03/04

またアホな法案が出てきたぞ

 2010年03月03日、連休を分散させる政府原案が、前原国土交通大臣を長とする観光立国推進本部の分科会で示された。たとえば、朝日新聞の2010年03月03日の記事『日本5分割で春秋5連休 政府がGW分散案』によると、こうだ。

 ゴールデンウイーク(GW)などに集中している連休を分散させる政府の原案が3日、観光立国推進本部(本部長・前原誠司国土交通相)の分科会で示された。日本を五つのブロックにわけ、春と秋の2回、週末を絡めて順番に5連休にする案だ。混雑を緩和し、観光需要を引き出す狙いだが、実現には課題が多い。

 政府案では、2回の5連休をつくるために祝日法を改正し、現在の祝日の一部が「休み」ではなくなる。現在のGWや秋の連休もなくなる。具体的には、憲法記念日(5月3日)、みどりの日(同4日)、こどもの日(同5日)、海の日(7月第3月曜日)、敬老の日(9月第3月曜日)、体育の日(10月第2月曜日)の6祝日が「休み」ではなくなる。その代わり、月曜から水曜の3連休を新たに春と秋につくり、土・日曜と連続してそれぞれ5連休にする。

 この5連休をずらして実現するため、「北海道・東北・北関東」「南関東」「中部・北陸・信越」「近畿」「中国・四国・九州・沖縄」の5ブロックに分ける。春の連休は5月の2週目~6月の2週目を対象期間とし、西から順番に連休にしていく。秋は10月の1週目からを対象に、同様にずらして設定する。

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2010/03/01

静止した闇の中だぞ

 未だかつて経験した事のない程酷く、主力機24インチiMacがクラッシュした。

 最初は、よくあるフリーズだった。先週の水曜日、ウィルスバリアの更新を掛けたところ、途中でフリーズ。動かないので、一旦リスタートを掛けた。
 そうしたら、メールがおかしくなったメールというのは、MacOSXの標準ソフトMail.appのことだ。これのメールボックスが吹っ飛んだらしく、メールの振り分けをすると言い出した。同じように、Mobile.meのID・パスがないから、メールが取り込めないと怒られる。
 たぶん、ウィルスバリアの仕業だろうという事は想像がついた。ウィルスバリアと単品の商品名で読んでいるが、うちの入れているのは、インターネットセキュリティバリアというアソートになった奴で、この中にはパーソナルアンチスパムというソフトが含まれている。Mail.appを横からガードして、スパムメールを高効率に弾き飛ばしてくれ、ユーザが見る手間もかけずにオートマチックに地獄に叩き込んでくれる奴だ。この更新の時点で、なにかMail.appに対して変な事をやっちゃったんだろうとアタリをつける。
 わりと時間を食うメールの振り分けをやらしていると、何度となくフリーズ。しかし、やり直すたびに確かに前に進んでいる感じがするので、4回程、Mail.appをリスタート。
 さすがに、長時間使っていてOS自体が重くなって来た感があるので、ここいらへんで、OSを再起動……したところ、立ち上がらなくなった。

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2009/09/27

ここまで来たぞ

 日本の技術は、遂にここまで来た。

 友人のZakくんに教えてもらった映像だ。日本のとあるロボット・ワークスが、遂にこんなものを作った。

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2009/09/09

本の無い図書館だぞ

 前のエントリから、まるまる3ヶ月ほど間が空いた。
 その間、SF大会の準備をして、準備をして、準備をして、7月アタマのSF大会本番を乗り切って、終わってから暫くはもう廃人のように疲れ果て、7月末のローカルリフレッシュコンベンションにはなんとか出かけたものの、後は結構ふらふらして8月も過ごし、9月に入った途端に東名で速度超過をやらかし、ああ、気がついたらもう重陽の、菊の節句だわというわけで、今日からココログを再開する。

 さて、今日、是非話しておきたいのは、Engadget日本語版の2009年9月8日のエントリー『ボストンの学校が図書館をデジタル化、書を捨て電子ブックリーダーに移行』のお話し。

ボストンにある学校が図書館にある2万冊以上の所蔵をやめ、電子ブックに完全移行しました。この大胆な決断を下したのはCushing Academyという名前のプレップスクール(私立の受験高校みたいなもの)。校長のJames Tracy氏はかなり急進的な人のようで、ボストングローブ紙に対し「本の前にあった巻物のように、私にとって本は時代遅れの技術である」「これは『華氏 451度』とは違う。学生に読書をやめさせようとしているのではない。今日のトレンドを形作り、技術を最適化したことによる自然な結果なのだ」と答えています。華氏451度って? という方はお父さんにでも聞いてみて下さい。

というわけで従来の図書館にかわり50万ドルをかけて作られたのが「ラーニング・センター」。自然な結果としてインターネットに接続された大型テレビが3台、ノートPC持ち込みにぴったりの個人閲覧室があり、コーヒーショップも併設されています。肝心の電子ブックリーダーはアマゾン製とソニー製が計18台。さらに学生への配布も計画中です。一方、そもそも置き場がもうなかったという書籍は他の学校や図書館などへ寄贈されました。

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2009/06/08

コンビの○○でない方が来たぞ

 ふたりのスティーブというコンビが居る。いや、「居た」なのか……。いやいや、やはりコンビで動いてなくてもいつまでも「いる」だ。
 で、なにかというと、片方のスティーブ=ジョブスの名前の方を良く聞く。これは、神北がずっとMacintoshユーザであることの影響が大きいと思うんだが、とにかく、「どこそこで○○のプランを発表した」から「新製品をプレゼン」「身体を壊した」「治した」「治ってなかった」「復帰する」と、いろいろ話題が豊富な人。

 ビジネスの世界で泳いでいるスティーブに対し、技術畑の最前線で今も泳ぎ続けているスティーブ=ウォズニアックの方は、アップルを出てから、キャプテン・クランチ(ジョン・T・ドレーパー、シリアル(日本ではケロッグとかシスコーンとかが有名)の「キャプテン・クランチ」という商品のおまけについて来る笛の周波数が、アメリカの電話回線の無償長距離通話切り換え信号と同じであることに気付いて、長距離電話をただ出かけまくり、後にそれを自動的に行う装置を販売した男)と組んで新規事業を興したり、「面白いと思えば」「正しいと思えば」周りの視線や風評は放り出して飛び込んで行く、豪快な男。

 で、このニュース。 ふーむ、今はこれが面白いんだな、やはり。

 engadget日本語版の2009年06月08日の記事『Fatal1tyコラボのPCIe SSD ioXtreme、80GB・転送520MB/秒で895ドル』

 

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